2017-03-20 発達障害の母 その、男の子は中学の卒業式が終わった頃村の塗装屋に遠い親戚だと都会からやって来たらしいその頃には私は親戚の下宿先に行っていたから、それから三年間の彼の行状は全く知らなかった「君、この村の人なの?」そう言って近づいて来た全く男子など見向きもしない中学からの六年間を送って来た私には、その標準語と背の高さだけで夢中になるには十分だった彼は女の子には相当慣れていたし後から村の噂で聞いたところによると村の女の子は総なめだったらしい「