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家に帰れば夕ご飯を食べ

そして、風呂に入り

適当に心にかかっている宿題をやって

そして、ラジオを聴き

漫画を読み、小説を読む


高校時代に一緒に住んでいた

家族の様子を描写することはできない

公務員の父、日雇い土方二出る母親

五つ下の弟は小学生

興味は全く家族にない

その頃、父が何を思い

母がどんな風に生きて

弟がどんな小学生だったか

まったく思い出せない


その頃の田舎の家は眼に浮かぶ

山の中腹の農家の家

父は農家の次男だったから

公務員であっても農業もやっている

家には牛も一頭いたし、鶏もいた

東京暮らしが長くなった今思えば

家族四人にしては広い家で

牛小屋があり、庭も広かったが

その頃の村の中では小さな家だった


高校から帰る時間頃は

ただただ、くらい山の中の家で

牛小屋のフンの匂いと

家の外にあるボットン便所の匂い

それが高校時代の夜だった