「夢なんかないの! だから、パパと暮らしたいのよ ママと一緒にいれば私のこれからは 今の私にだって言えるわ 有名私立名門女子高、勉強はしなくても大学までは行ける 就職はママのほうのおじいちゃんの知り合いが 大手の企業のお偉いさんばかりだから 私は…
「家まで送って行くと 三ちゃんはあの性分だから 俺たちに水でもくれようとして 寄って行けって腕を離さないんだ 水って言ったって砂糖が入った麦茶だったけど 三ちゃんはそれを水って言ってたな」 友くんが懐かしそうにしゃべる 「ああ、あれはあそこのおば…
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