嫉妬

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小夜はいかにも何でも知っている風な優美
恋だって愛だって、なんでもうまくやる
みたいに振る舞っていたが
もしかしたら、まだ、処女かもしれないと疑っていた
それならば祐介を前にして
本物の恋に落ちたのかもしれない

みぃは優美を見た時に、一番先に気が付いたこと
『あ、この子、処女』
みぃは中学生の時から風俗の中にいたプロだ
絶対にそういうことは外さない
だから、最初に彼女を見た時に
ものすごく嫌な予感がしたのだ
こんな子が祐介を好きになったら
おばさんの私はとてもかなわない
そのセクシーなドレス、10センチのヒール
赤い唇!そして、処女!
こんな女の子が全力で向かって来たら
負けるに決まっている
そんなことすべてわかっているのに、
嫉妬にまみれそうになる自分が嫌になる