恋をする時

イメージ 1

速水もそうだった
小学校から大学付属の学校で
家族ぐるみの仲良しだった
中学から入って来た子
高校からの子

中学からの子はまだ、同じようなところはある
中学受験で大学付属のお嬢様学校を選んでくる家は
それなりに金銭的には裕福であったり
偏差値はそうでもないのにくるのだから
余裕があって、小学校からの生粋の子供たちに
合わせていくことを楽しみにしているところもある

しかし、高校から入った子は
公立の中学からで、他には入れるところがなかった
親は泣く泣くお金を出した
家庭の環境的には全く違う
公立の中学からの子と決定的に違うのは
勉強するのにはお金がかかり親はお金がかかるのならば
勉強しなくてもいいと理解している子と
勉強するためのお金は、いくらかけても親は喜ぶ
そう信じている子の違いだ

章子が通っている女子高はそんな立ち位置の
微妙な偏差値だ