ただ毎日を

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真澄は起きた時から元気だ
寝室を出ると、顔を洗う
若い時からずっと『ちふれ
化粧品だけじゃない、結婚してからずっと
自分の身の回りのものは
安いものにしている
まずは夫と子供たちのためにお金は使う

そう言えば速水の化粧品は高い外国ブランドの物だった
お金はたっぷりあるのに
星人の教育にお金をかけないなんて
意味が分からない星人は公立の中学に上がるそうだ

上の息子、タカオ、そしてタケオ
二人とも本当ならば小学校から私立に入れたかった
夫の給料ではとても無理だ
家に財産があるわけでもない
中学受験の時だって、私立の中学に入学する前に
それができる出来ないよりも
塾の費用は莫大に高かった