速水の子育て

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公文にやり始めると
あっという間に小学校の勉強が終わってしまう
義母は嬉しそうに

「ね、速水さん、星人は日本で教育したほうがよくない?
公文の先生が、お勉強は日本のほうが進んでるって言うし
星人ならば、いい中学校・・・・
いいえ、開成だって夢じゃないわ!」

速水にとっては星人の学校なんかどこでもいい
勉強は家の中でできているから
しかし星人自身が

「僕、日本の学校に進みたい!
おばあちゃんもそれがいいって言うし」

速水は無口なほうだ
勉強に関して星人の出来がいいことを褒めることはない
小さなころ、東大の教授である父が手塩にかけて
面白い話をし
伯父の康太が算数を教えたり
英語だって普通に話せる程度は出来上がっている
勉強はできて当たり前なのだ