2020-07-02 その先 そんな日が続いて充くんはすぐに私の好敵手になった開成のお兄さんにお礼の手紙を書くと私たち2人からの手紙に感心していろいろいらない本を送ってくれた充くんは中学を卒業したら奨学金で高校に行ってお兄さんが東大ならば僕も行くと張り切っていたそんなある晩、おばあさんが怒鳴り込んできたお婆さんは高そうなスーツを着て首飾りもしていた私は前の汚いシャツに古いエプロン姿を思い出してお金って怖いとつくづく思った