2020-07-02 その先 私はすぐに頭に充くんが浮かんだいや、村の誰もがそう思ったしあの婆さんと同じ屋根の下に暮らしていたらそうなるのかもしれない充くんの家は後ろの土地に大きな家を建てる途中でなんだか落ち着いていなかった警察の車が止まっていた小さな村だ調べればすぐに充くんの名前が出たのだろう私が遠巻きに、家を見ていると後ろから声がした「花!俺が犯人だと思ってるのか?」私は慌てて首をふったいくらなんでもそんな残虐なことはしないだろう一緒に勉強してみてすごく冷静で頭がいいのは知っていたでも、こんな逆境にいたらおかしくなるかもしれないとも思う「俺、犯人知ってる!」「え?警察に言わなきゃ!」