2020-07-02 その先 「アイツって誰?あの鎌持って歩いている人?あの人はそんなことしないと思うけど」充はこの村に来てまだ、日が浅かったから鎌の人は知らないはずだ「それ、誰?俺が言ってるのは…」充くんは躊躇したそれはそうだろう脅迫しておばあさんを殺してもらうとまで言ったのだ急にごまかすように「とりあえず、安心して絶対に僕じゃないからそれより、あの婆さんは僕が帰らないことでこの間のように怒鳴り込んでこないのかな」私は充くんを気の毒そうに見ながら「うちに置いといてくれるとありがたいって、あの家から犯人を出すわけにはいかないからってうちのお父さんに言ったらしい」