2020-04-06 その先 「うちは私に対して無茶言わなかったし私も親の言うことを聞いていれば平和で幸せだったかな澄子ちゃんは大変だったけど立派な息子さんもいてよかったじゃない」「良かったのかな?」「そう、こう言っていいものかどうかわからないけれど、お母様は亡くなられたんだしこれからは好きに生きればいいと思う」澄子ちゃんはその言葉に何かに吹っ切れたように花ちゃん、一緒に彼のお墓参りに行ってくれる?」私はもちろん!とうなずいた。