2020-02-27 その先 その中学生の名前も忘れたが私は彼の持ってきた本をまぁちゃんから見せてもらったそしてその中学生に「この子、この村でいちばんの天才この本スラスラみ読めると思うよ」それは山岡荘八の『徳川家康』だった私は父の本の中にそれを見つけて面白さに時間を忘れた「あ、それ、読んだことある!」何気にそう口から出てしまったすると、驚いてその中学生が私を見た「嘘をつくなよ!一年生だろ?」