発達障害の母

母に言ってもわからないことだが

ここが、母がもう少し障害が重かったら

と思うところで

意味がわからずとも話は聞きたがる

そして、小学校三年

いや、小学校三年生に失礼だ

わけのわからない納得をするのだ


「友君は帰ってこないよ

お金は奥さんがなんとかするでしょう

そこは私たちが考えることじゃないわ

実家がしっかりしてるから

大丈夫なんじゃない」


「あんたは?友君の女ってあんたじゃないの

村の人たちはみんなそう言ってるよ」


母が1番知っている事実なのに

私が喫茶店に行ってない間は

一日中、母のそばにいるのだ

喫茶店ににいる時間も

1時間にならないように気をつけている