ただ、毎日を

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「ママは関係ないじゃん!
ママの育て方とか言わないで
本当におばあちゃんなんか大嫌いだ!」

真澄はぶるぶると震えだした
そして、さらに速水に詰め寄った

「なんてことを!
速水さん。ちょっと、来て頂戴!」

そう言って外に速水を誘おうと
玄関のほうに行くと
速水も。もう、すっかりうんざりしていたから

「お義母様、私は別にお話なんかありません
星人もこう言ってますから
お帰りになってください」

速水は人間関係がこじれたりするようなとき
どうにかして和解しようとか思うタイプではなかった
もう、うんざりな人だ
そう思うと、そんな言葉が口から出ていた

真澄はビックリした
何と言っても、自分は夫の母ではないか
そんな口の利き方があるだろうか?
怒りのあまり、星人がいるのも忘れて

「そんなことだから、人に脅されるのよ!
さっき、十万握らせたけど
あんたの過去やみぃさんの会社のいかかがわしいことで
お金を無心されたのよ!
いったいどうするの!!!」