「それなのに明美ちゃんに反抗するって言うのは
明美ちゃんに興味があるのよ
お父さんの本当に好きな人の話に
耳を傾けるって言うのは
親に興味があるってことじゃない
喜ばなきゃ」
そう言われて、明美は嬉しそうに
「そうなのかな?
でも、素直じゃないし扱いにくいし」
美也の言葉に嬉しそうにそう答える
満里奈は子供がいないからあまり興味がない
「ねぇ、この三人で会う時くらい子供のことは忘れてよ」
「あら、満里奈んちは欲しいけどできないの?」
「ううん。欲しくないし、でもできたら歓迎する準備はしてあるよ」