発達障害の母

祖母も苦労したことであろう

ちょうど、時代的に若い者のすることには

口に出さないのが、いい姑だと思われ始めた時代

近くに親族で住んでいるが

お互い一戸建てで離れ

祖父はその頃の多くの男と同じように

子育ては女の仕事だと手を出さない

発達障害だった祖母が母を育てるときにどんなことがあったのかは

今やわからないが、母はそこに自分の不具の根本がある

そう信じていたようだ

母が六歳の時に弟が生まれるのだが

その面倒はほとんど母が見て育てたらしい

僕はこの辺りを読むのがつらいのだが

この弟が生まれる前に今でいう幼児に対する性的虐待

母は会っている

それも祖母は見て見ぬふりだったらしいのだが・・・・