発達障害の母

母は厳しすぎるほど厳しい人だった気がする

もちろん、声を荒げたりする人じゃないし

勉強しろとか言う人でもなかったが

何か、母の前に出るときちっと生きなきゃいけないと言う

暗黙のプレッシャーのような物があって

僕は一番下で、割とわがままに言いたいことは言えるような

そんな立場ではあったが、母の前では

到底ふざけたりできない雰囲気だった

宿題をやり、おやつを黙って食べ、そして

わからない問題があったり、一度でできない問題は

その場で数回やるのだ