発達障害の母

発達障害で、頭が悪くて、料理も掃除もできない

話も家族の会話の中ではトンチンカン

嫌いではあったが、心は透けて見えるわかりやす人で

子供ながらも苦笑いという場面が多かった

しかし、このことを知ったとき、私は完全に母を憎んだ

こんなにずるくて、バカな人が私の母であるなんて

バカなことは許せても、家族に対してずるい人は許せない

 

その頃から、母の日は大嫌いになったし

母親を美化したドラマ、歌、小説、

そして、何よりそれを押し付ける学校教育

世の中すら嫌いになった

母が立派だと言うことを前提としたすべてのこと

世の中はすべて嘘つきじゃないか、そう思った