発達障害の母

私はだんだん混乱してきた

ただただ、納得のいかない毎日

母が口から出す言葉は、娘相手のものではない

私に対し常にきれいごとを口にしておけば間違いないと言うように

マニュアル通りに天気の話をし

そして、自慢話の羅列、何か私に頼むときは

男相手のまなざしだ

この母の老後をどうして私は見ようなんて思ったのだろうか

自慢話をしながら、自分が弟に適当なことを言って私に

何やかや擦り付けてうまく言ったことなんかも平気で話す

私は母を捨てる準備に入るように

母がしゃべるたびに、動くたびにその理由を考えるようになった