発達障害の母

それでも、母は約束したんだから

何とかしてちょうだいと断ろうとはしない

そして、日曜日はやって来た

やって来たのは真面目そうな可愛い女の子だった

その母親もついてきた

ああ、久しぶり、というか子供の時以来だ

金色に染めた髪の毛は上のほうは真っ黒だ

ああ、確か私が小学校の6年くらいの時に一年生

私はこの手の女に偏見がある

痩せていて、髪の毛は長くおろしていて

タバコを吸う、そして、お金に汚くて男好き

じゃないだろうか?そう思ったが母にはそこまでは聞いてなかった

だいたい、母親が付いてくるのならば

反対しようと言う話だろう