発達障害の母

美しい緑、夜空には星がきらめく

家から見える景色は古代から存在したであろう

山々の美しさ

そして、家の後ろを流れる川

そこは、私の子供のころからは考えられないほど整備され

そして美しいものとなっている

子供の頃のように大きな石がゴロゴロところがり

その合間にごみが浮き出しているそんな景色は

もうどこを探してもいない

その美しさを否定しはしない

でも、私の中ではそれを思い出すことは

いつだって頭の悪い周りの人間に振り回された過去だけだ

亜美ちゃんのことは、少しいやな気持を残した

この美しい自然の中に住んでいても

若い子たちは、歌舞伎町や渋谷をうろついている

どうしようもない性欲におぼれている

若い人間たちと少しも変わらない

穏やかの空気の流れの中だからこそ

よけい汚く感じたのかもしれない