発達障害の母

友君がよく通っていたというスナック?
キャバクラ?私にはよくわからないが
その店はすぐにわかった

「k村からよく来ていた男の人で..」

そこまで言っただけで

「ああ、夏美ちゃんのこれね!」

そう言って指を建てた

「夏美ちゃん?
今日、夏美ちゃん来ますか?」

その、小汚いおっちゃんは

「あいつ、やめちゃったよ
あんた、ここで働かない?
女の子、夏美ちゃんだけだったから
困ってるんだよね」

「は?私、幾つだと思ってるの?」

「夏美ちゃんとどっこいどっこいぐらいだろ
客なんか80近くのジジィばかりだから
50代でも十分若いよ!」

「夏美ちゃんて50代なの?」

私は驚いた