発達障害の母

え?三人とも驚いた

中でも私はあまりに接点がなかった

小学校、中学校時代を思い驚いた

 

「いや、あの頃、俺は反抗心の塊のような子供で

誰に対しても腹を立てていたんだ

親はもちろんだし

そういう境遇だと知りながら親の言うことを聞けという教師

幸せそうな毎日を送っている友やネコ

あんな糞ババァが母親なのにいつもいいやつの三ちゃん

誰に対しても腹が立って仕方がなかったんだ

その中でも一番、嫌いだったのあ~ちゃんだった

世の中のどんなことも全くかかわりがないような顔をして

誰とも仲良くすることもなく

俺は仲良くできないくせに、仲のいい友達は欲しくて

仕方がないのに、うまくしゃべれないってやつだった

あ~ちゃんのようになれれば幸せだろうと

今思えばあこがれていたんだな

本当は似たような境遇、まぁ、母親が問題ありってことでな

できたら、一番友達になりたかった

なりたかったのにうまく近寄れなかった

本当にごめん

ひどいことを言ったよ」