発達障害の母

三ちゃんのことは同級生たちはどう思っているんだろう?

それが知りたくてコーヒーを飲みに行く

いい具合にネコと友くんがいた

 

「おお、あ~ちゃん、久しぶり

だいぶ、家のなかで暮らすのに慣れてきたんだな」

 

「母ちゃんに慣れてきたか~、ぶっとんでるもんな

あ~ちゃんのかあちゃん」

 

すっかり二人には気心が通じて安心できる

 

「うん。お母さんの友達のおばちゃんたちが

結構な頻度でやって来て、まぁ、話し込んでいくからね」

 

すると、二人が顔を見合わせて

 

「やっぱりな!三ちゃんのことだろう?」

 

「俺たちも今、その話してたんだ

今や村中、その話で持ち切りだからね」