発達障害の母

恵子ちゃんといつもの喫茶店に行くと

マスターが嬉しそうに


「あ、あ〜ちゃん、久しぶりだね」


そうだ、最初の頃は少しの時間でも

母に拘らない時間が欲しくて

ここにコーヒーを毎日のように

飲みにきていたが

そういえば知らないうちに毎日来ることは

無くなっていた


嫌だ嫌だと思いながらも

どうやら母に慣れてきたのだろう


席に着くと恵子ちゃんが小声で

一範とやらの話を始めた

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