発達障害の母
しかhし、恵子ちゃんは乗り気で
「樹奈も連れて行きました
制服が気に入ったみたいだし
なんか、みんな洗練されていて
私もこんな学校で勉強したかった
そう思えるようないいとこでした」
「ネコは?」
「主人は女子校っていうのが
気に入ったみたいで
これから、ここの中学だと
やっぱり心配だから....」
私にはその意味が単純に思春期の悩み
そうとしか考えつかなかったのだが
母が突然、隣の部屋から出て来て
「あの、障害持ちの一範だろ?
村長はあれを最初になんとかしたほうがいいよ
もう、7、8人やられているよ
この間なんかは新家の若いヤンキーみたいな
金髪の嫁さんがやられたらしいね
まぁ、あんななりしてれば、仕方ないけど」