発達障害の母

「それで、その女の子が

学校に行くのに私立だから

可愛いセーラーの制服を着て行き

素敵な自分の部屋を持っていて

ベッドに一緒に寝せてもらって

周りにあるあらゆるものが可愛いって

思ったみたいで

まぁ、動機はそんな所ですけど

私立に中学からでも行きたいって

言ってます

うちは一人っ子だし、中学に合格したら

寮生活になって、うちの人も寂しい

とは思うんですけどね」


「わかったわ!

後はじゃぁ、お勉強の実力ね!

どうかしら?

あなたの友人の娘さんは

私立に通っているんでしょう?」


「あ、教科書、見せてもらいました

学校での勉強は英語以外は

大体一緒でしたよ」