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発達障害の母

「ははは!それは誤解!

私のあの頃は東京でもがいてたからなぁ」


すると友くんはしんみりと


「わかるよ

俺もトラックの運ちゃんやってた若い頃

関西に2年いたからな

田舎者には何かときついよな」


「そうなんだ!みんな何かとあるね

それで、みっちゃんは?

医者になって戻って来てからは

結婚もして幸せだったんでしょう?」


田舎に帰って来て友人の話を何かと

聞いた中で、みっちゃんは一番立派で

可哀想だった

この、村の医者となって帰って来たけれど

みっちゃんのところではほとんどが

風邪や胃の調子が悪い年寄りを見るだけで

重篤な病気は救急車を手配して

隣町の大きな病院に運ぶのが

主な仕事だった