発達障害の母
最近では空気が読めることを
実はそんなにいいことではない
そんな風に言うようだが
本当に空気が読めない人の困るところは
道徳的に間違っていることを
平気で言ったりするところだし
誰かが傷つくことを気にもせずに
ずけずけとみんなの前で言うようなことは
空気が読めたほうがいいと思う
言うべき正しいことを空気を読まずに言うのは
大事なことではある
正しいことを空気を読まずにいう人は
たぶん、人から嫌われたり
厄介者扱いされることはない
母の場合、まず、それはない
いつだって、そんなことを人前でいうのは
人間としてどうかと思うようなことを
さらっという
母は犬はもちろん、猫もだし
動物全般が大嫌いだ
もしかしたら自分以外の誰も愛せないのかもしれない