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発達障害の母

「93で亡くなったから

お宅のお母様よりは随分、上よ

その義母とずっと一緒に過ごしていたから

うちの母が老化のせいで、

ああなったんじゃ無いっていうのは

よくわかっているのよ

老化ならばどんなに嬉しいか....」


吉川さんは少し困ったように

言葉を続けなくなった


「それを踏まえて

一緒に暮らしていた頃

私は自分のやりたいことに邁進していたから

母とは16年くらいしか

一緒に暮らしていないんだけど

母との場面を一つ一つ紐解いていくと

なんだか、見えるものが

見えて来たって言うか

そうなると、性格の歪みとか

知能指数の低さとか

そんな風に考えるより

発達障害のって言った方が楽な気がして」